2011/10/09

きぬのまち

今日は、二十四節気の寒露(かんろ)。
本格的な秋が始まる頃。

長野県岡谷市の「カノラホール」にて、
ホール主催のウィークエンド・コンサートを行いました。

岡谷駅で電車を降りると、ひんやり。
たしかに、秋が深まっています。

〜新しい風のささやき〜
無数の絃がホールを鳴らし、心をふるわす音となる…

岡谷市は、明治〜昭和にかけて、生糸の生産日本一だった、
絹の町なのです!
岡谷絹。実演中。
そう、ストリングラフィは、弦が絹糸で出来た楽器。

絹糸が身近にある生活をしている方々に、
ストリングラフィを聴いて(観て)頂くということは、
とても嬉しく、ドキドキしつつも、
主宰の水嶋せんせいを始め、メンバーみんなテンション↑(笑)

体験用のストリングラフィ(後方)が、なんだか宇宙っぽい

体験コーナーも含めて、二時間近いコンサートで、
クラッシックから、ポップス、アニメソング、童謡、オリジナル曲と、
20曲ほど演奏しました。

照明が変わると、ストリングラフィも色々な表情に変化します…
途中、観客のみなさんが「ふるさと」を、一緒に歌って下さって、
二番で終わろうとしたら、歌が止まず、急遽三番まで弾いたのですが(笑)
その歌声に、じわっと涙が出そうになりました。

みなさん、音楽が好きで、生活の中に音楽があるんだなぁ、と感じました。

ホールの壁面には「最後の晩餐」が。

…そして、長野の方はとても親切で、ビックリ!

ホールの方も、スタッフの方も、お客様も
みなさんいい感じだったのですが、

それだけではなく!

本番の前日、仕込みを終えて、
食事会のお店を探して、迷っていたら、
近くに居合わせた方が、お店の前まで連れて行ってくれたり!
ホテルに戻ろうとして、また迷子になっていたら、
通りがかりの高校生たちが、ケータイで調べてくれたり…

東京ではありえないような、親切に、やられました〜(涙)
ほんわかしてて、自然で、なんともいい感じ。

ちなみに、先述の食事会には、
去年、伊那(長野)のコンサートでお世話になった、
北澤さんが駆けつけて下さいました。

「アルクマ」もいるよ♪

こちらも、元気を貰えるようなツアーでした。

みなさん、ありがとうございました!

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