今日は福島県の「いわき市立美術館」にて、
「糸の森の中で“いのち”へ響くコンサート」。
山口ツアーから、一瞬東京を経由し、昨日いわきに入りました。
被災した子どもたちが、 アートセラピーで、描いた絵に囲まれて… |
これまでに何度もストリングラフィの公演を行っている、
馴染みのある場所です。
今回は、通常美術作品が展示されている、メインのステキな展示室で、
公演をさせて頂きました。
…というのも、震災以来、キャンセルになってしまった展覧会が多くあり、
空いたその展示室で、ワークショップや今日のようなコンサートを、
行おうという、美術館側の工夫によって、実現したのです。
祈りを音にのせて… |
初コラボレーションでもあります。
「劇団かもめ」の主宰の森絵留さんは、震災の当日、
仕事で東京に来ていて、帰宅できなくなり、
暫く、ストリングラフィのスタジオに滞在していました。
その間、ご自身も被災者ながら、他の被災者の為に奔走していたという、
ハートフルで、とてもとてもパワフルな方です!
「盛名劇団かもめ」左・森さん& 右・緑川さん |
今回、震災後初めていわきに滞在して、
以前 ー外で、たくさんの人が日なたぼっこをしていたり、
お祭りのとき、町中、至る所でフラダンス?を踊っていたり
活気のある独特のパワーを感じる町ー と違って、
町に人が少なく、ひっそりと静かな感じがしたのが気になりました。
準備している半日程の間、ほとんど、一般の方を見かけなかったのですが、
本番には、迫り来る嵐にもかかわらず、沢山の方がいらして下さいました!
お客様の、温かい反応、拍手、まなざし…。
ここに来ることができたこと、縁のすべてに、
感謝の気持ちで一杯になりました。
みんなの絵 |
「盛名劇団かもめ」のみなさん、スタッフのみなさん、
消防団のYさん、本当にありがとうございました。
また、お会い出来るのを楽しみにしています!